夏至

最近は日差しがとても強いですね。骨のためには日光を浴びていただきたいですが、簡単に患者さんに勧められない日が増えてきました。

そのような日々において、以前読んだ、竹村公太郎さん著「日本史の謎は「地形」で解ける」の、「なぜ日本の国旗は「太陽」の図柄になったか」を思い出しました。

日本の国旗は日の丸ですが、これは、温帯に位置し四季を感じられる土地に住む我々が古来より太陽の恵みを感じていたからこそ、このデザインになったとのことです。一方、熱帯に位置する東南アジアの国々では、国旗のデザインは星や月という夜の空の象徴であるものを取り入れたものが多く、これは南国の灼熱の太陽が人々に苦痛を与える存在であるためだそうです。

年々強くなる日差し、高くなる気温の中に身を置くと、日の丸が月に変わらないことを祈るばかりです。

アジアの国々の国旗のイラスト

2023年06月20日